少年鑑別所と少年刑務所はここが違う

少年鑑別所は、少年の資質を鑑別するということが主な役割です。医学や心理学など専門的な知識に基づいて鑑定が行われます。また、教育学や社会学その他の知識も基づきます。家庭裁判所の行う少年に対しての資質の調査のためと審判の参考とされるのです。また、保護処分や懲役禁錮の言い渡しをうけた16歳未満の者も対象です。これは、刑の執行に必要な鑑定なのです。また、一般相談も受け付けています。要望に応じて少年の鑑定を行います。少年本人ほか保護者や教師等の相談を受け付けています。相談自体は無料ですが、心理検査などをした場合は別途用紙代など費用がかかります。ここは、法務大臣の所轄する国立施設です。
一方、少年刑務所は、受刑者を収容する場所です。略して少刑などと呼ばれることもあります。少年に特別な教育的処遇をする目的があります。実際には、26歳未満の成人の受刑者も収容されているところがほとんどですが分離収容されています。成人のほうが、多い場合がほとんどです。しかしながら、名称は少年刑務所です。少年には教育的処遇を、成人には改善の指導が行われています。女性の場合は、年齢に関わらず同じ施設に収容されることになります。

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