保護司の仕事:助言や指導

更生保護とは、犯罪や非行行為を行った人が犯した罪をつぐない、ふたたび社会の一員として更生できるよう、支援する営みのことを示します。上記の職業の他にも、更生保護施設に所属する保護ボランティアや、関連団体、関連機関によって支えられています。更生保護の内容には保護観察、更生緊急保護、仮釈放・少年院からの仮退院、恩赦、犯罪予防活動などが含まれます。なかでも、保護観察においては犯罪をした人あるいは非行行為を行った人が、社会に復帰できるよう、国の責任において助言や指導をおこないます。また、道守事項を道守するように指導監督する者のことを「指導監督」、本来自助の責任があることを認めて、補導援護をすることにより、改善更生を助ける者のことを「補導援護」と呼びます。

保護司とは非常勤の一般職国家公務員とされている、専門職である保護観察官と協力して保護観察を実施する者のことを示します。事務にかかった実費の一部が実費弁償金として支払われますが、無給、無報酬であり、実質的にはボランティアとなります。本来保護観察官の補助的業務を行うこととされていましたが、保護観察官の絶対数が不足しているため、更生保護の第一線の業務を行っています。定数は全国で約5万2500人ですが、最近はなり手がすくなっているのが現状です。

Comments are closed.